トランス・コンデンサ等の絶縁油の処理についてご案内させて頂きます。

トランスやコンデンサ等の廃電気機器には有害性物質であるＰＣＢ（ポリ塩化ビフェニル）を含む絶縁油が封入されているおそれがあります。ＰＣＢが含まれている場合、知らずに鉄くずや廃油として売買・処分しても、譲渡した者も譲受けた者も両者ともに違法となり、処罰の対象となります。その為、双方で共通認識を図り、適正に処理する必要があり、この度受入についてのお願いをさせて頂くこととなりました。
受入基準につきましては、下記の「絶縁油の受入について」のとおりとなります。ご不明な点がございましたら、弊社（TEL：0532-41-4551）までお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。


絶縁油の受入基準について

弊社では、通常の産業廃棄物として処理可能なＰＣＢ含有濃度が0.5mg／kg以下である廃油のみ受入ております。
事前にメール及び郵送で下記の書類①～③全てを提出して下さい。


①ＰＣＢ不含有証明書
※「製造メーカーが発行している証明書」か「絶縁油の直接分析による不含有証明書」のどちらかの証明書が必要です。
※証明書は半年以内の日付のものを添付してください。
※トランス・コンデンサ等が複数基ある場合は、１基ごとに証明書が必要となります。
※入替を行っている場合は必ず「絶縁油の直接分析による不含有証明書」が必要となります。

②絶縁油入替証明
　※証明書は☆こちら☆です。印刷してご使用下さい。
　
③容器の写真(プレート及び絶縁油の抜取口の大きさがわかるもの)
　※証明書に記載の内容と容器に取付られたプレートを照合し、容器から絶縁油を抜取る際に、弊社にあるホースで抜取可能か事前に確認が必要な為

＜注意事項＞

① トランス・コンデンサ等の絶縁油につきましては、買取は行っておりません。処理費用がかかりますので、上記必要書類を提出して頂いた後に、見積書をお送りいたします。その後、産業廃棄物処理委託契約書又は建設廃棄物処理委託契約書を締結後に弊社での処理が可能となります。

② ＜当社が回収する場合＞弊社回収車両が到着する前に、お客様にボルトを外すなどすぐに油が抜ける状態にしておいて頂くようにお願いしています。
＜お持込の場合＞弊社フォークリフトで容器を降ろすことが可能な状態にして、
お持ち込み下さい。又、弊社敷地内でお客様にボルトを外すなど油が抜ける状態にして頂くようにお願いしています。

③ 既にドラム缶等へ移し替えを行った絶縁油につきましては、弊社では処理ができません。
※移し替えた油と、頂いた証明書が同じものか照合がとれない為

④自社プラントで処理を開始する前に、再度ＰＣＢの分析を行い、数値に問題がなければ処理を開始いたしますので、処分終了まで３週間程度お時間がかかります。
尚、自社分析した内容と事前に頂いた証明書の内容に相違がある場合は、お引き取りをお願いさせて頂きますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。